“もしものとき”のトイレの不安に備える

ブック型防災ボックスは、災害などによる断水でトイレが使えなくなるトラブルに備えるための防災アイテムです。
災害時はもちろん、数時間の停電でも屋内で最も困ることのひとつが、断水によってトイレが使用できなくなること。
断水が発生しなくても、マンションでは停電によって水を送るポンプが停止し、断水のような状況になる可能性もあります。

セット内容

このブック型ボックスには、折るだけで光るサイリウムライト（ケミカルライト）３個と携帯用トイレ３個がセットされています。
携帯用トイレ「ほっトイレタブレット ミニ」は便器にかぶせるビニール袋と、
排泄物を凝固させ悪臭を分解する災害用トイレ処理剤タブレットがセットになっています。
停電時にはサイリウムライトの光を頼りに、用を足すことができます。

自宅での携帯トイレの使い方

トイレの便座と便器の間に付属のビニール袋を挟み、災害用トイレ処理剤タブレットを先に入れて用を足します。
し尿の水分に反応して処理剤が包み込むようにゼリー状に固め、見た目の不快感を軽減します。
また、成分に含まれる石灰が強力な消臭除菌効果を発揮しにおいを防ぎます。
使用後はビニール袋の口をしっかり縛り、一般ごみとして処理できます。

携帯用トイレ「ほっトイレ　ミニ」

携帯用トイレの「ほっトイレタブレットミニ」はビニール袋と災害用トイレ処理剤タブレットが同梱されています。
災害用トイレ処理剤タブレットの原料は、吸水性樹脂と石灰等です。
吸水性樹脂が排泄物の水分に反応し包み込むようにゼリー状に固め、石灰の作用で雑菌を除菌し悪臭を防ぎます。
安価な携帯トイレは、一時的に凝固されても数日経過すると元の状態に戻り悪臭を発しますが、
本商品は1カ月後も元に戻ることがなく悪臭を放つこともありません。

災害時はゴミの回収がストップし復旧するまでの間、使用後の処理袋が腐敗や悪臭を放ち劣悪な環境となることが問題視されています。
本商品は腐敗や悪臭を防ぐため、長期間の保存が可能です。

＜ご注意ください＞
トイレ処理剤に含まれている消石灰は、強いアルカリ性の物質です。
肌に触れると炎症を引き起こしたり、目に入った場合は失明する恐れがあります。
直接タブレットを素手で触ったり、目に入れないようにご注意ください。

オシャレなインテリアでもしもに備える

ブック型のボックスは、トイレ空間に馴染み主張を抑えた存在ですが、
その分手の届く場所に設置できるので、いざという時に、すぐに手に取れる場所に備えておけます。

背表紙の蓄光ラベルが場所を知らせる

背表紙ラベルには蛍光灯や太陽光を照射すると暗所で発光する蓄光素材を使用しており、
たとえ停電時の暗闇でもぼんやりとボックスの居場所を教えてくれます。

サイリウムライトで停電時も安心

サイリウムライトは化学反応で発光するため、電池が不要。電池切れの心配がなく、
暗闇の中でも手元や周りを照らしてくれます。
発光時間は6～8時間。最低でも朝までは光源を確保できます。

付属の災害・避難カードで防災意識を高める。

災害・避難カードは、事前に自身の情報や家族の連絡先、避難所の情報などを記載しておくことで、
緊急時により適切な行動をとることが可能です。
自宅のトイレに備えておきつつ、有事の際に持ち出すことも考えたセットになっています。